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鎮痛薬に胃薬は必要?
2026年9月に行いましたセミナーでいただいた質問に回答する企画の第二弾です. みなさんは,いわゆる「痛み止め」を処方されたときに,「胃薬も出しておきます」と言われたことはありますか? どういうときには胃薬が必要なのか?または不要なのかというのをお答えします. ポイントは 痛み止めの種類 患者さんの胃潰瘍・十二指腸潰瘍のリスク の掛け算となります. <痛み止めの種類> 医療者が処方する痛み止めは,いくつかの種類があります.大きくは アセトアミノフェン(商品名:カロナール) NSAIDs(商品名:ロキソニン,イブプロフェンなど) という風に分けられます. アセトアミノフェンは,実は消化管の粘膜に悪さをほとんどしないとされていて,アセトアミノフェンで「胃が痛くなる」ことはありません.効果は少し弱いけど,有害事象はほとんどないというのがアセトアミノフェンのウリです.ですので,アセトアミノフェンに対して胃薬を処方する必要はありません. 一方,NSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)は,薬の作用機序のために胃や腸の粘膜に傷害を起こしやすいとされています.です
happyhealthlab
9月28日読了時間: 3分
椎間板ヘルニアの治療
2026年9月に行いましたセミナーでいただいた質問に回答します. 今回腰痛のお話しをさせていただいたので,腰椎椎間板ヘルニアの治療についてまとめます. 大きくは, 薬による治療+数日の安静で改善するか見る 薬が無効な場合に,一定期間をおいて手術などの局所への治療 という枠組みです. まず日本と海外の推奨について表にします. 日本は腰椎椎間板ヘルニア診療ガイドライン2021の記載から引用しています. 海外はCampbell's Operative Orthopaedicsという教科書から引用しています. 日本 海外 薬による治療 炎症を抑える薬 神経による痛みのための薬 アセトアミノフェン 炎症を抑える薬 手術までの期間 「3ヶ月」 この期間内で 椎間板内酵素注入療法 硬膜外ステロイド注射 「6-8週間」 手術 神経障害が出ている場合は緊急で手術 上記で改善しない場合は予定手術 神経障害が出ている場合は緊急で手術 上記で改善しない,片方の足の痛みがある場合は予定手術 ということになっているようです. <薬物治療> 炎症を抑える薬として, NSAID
happyhealthlab
9月26日読了時間: 3分
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