背中の左側が痒いんです(神経の痒み)
- happyhealthlab
- 3 日前
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先日自分の患者さんのご家族が,「背中の左側が痒い」とのことで相談を受けました.
そのときは「局所の痒み」ということで,そこに接触するものの問題を考えました.
5月のハッピーヘルス倶楽部で『痒み』を扱うにあたり,いろいろ勉強中なのですが,どうも神経の問題で痒みが出るということを知りました.
痒みについての論文を読んでみると,様々な原因で痒みが出るようです.

この中だと,黄色の丸で示されている部分が今回の患者さんのご家族の症状にあうように思いました.病名はNotalgia parestheticaとされていますが,Claudeで病気をまとめてもらいました.
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背中の「手の届かないところ」がひどく痒くなる、神経が原因の病気
どんな病気?
ノタルジア・パレステティカは、皮膚の病気ではなく神経の病気です。背中の感覚を伝える小さな神経が圧迫されたり刺激されたりすることで、肩甲骨の内側あたりに慢性的な痒み・灼熱感・チクチク感が生じます。
名前の由来はギリシャ語で、"notos"(背中)+"algia"(痛み)+"paresthetica"(感覚異常)を組み合わせた言葉です。
症状
主な症状は、肩甲骨と脊椎の間の部分に生じる強い痒みです。掻き続けることを止められないため、多くの方がその部分に色素沈着(皮膚の黒ずみ)を生じます。痒みのほかに、痛み・しびれ・皮膚の感覚過敏を伴うこともあります。
重要なのは、もともとは皮膚に発疹はないという点です。皮膚が黒ずんでくるのは、繰り返し掻いたり擦ったりすることで生じる二次的な変化です。もし発疹から始まった場合は、別の皮膚疾患(帯状疱疹など)を考える必要があります。
誰がなりやすい?
主に50歳以上の大人に多く、男性より女性に多い傾向があります。慢性的な痒みを抱える患者さん全体のおよそ8%を占めると考えられており、実は比較的よく見られる状態です。ただし、認知度が低いために見逃されたり、単なる皮膚炎と誤診されることも少なくありません。
原因
背骨(脊椎)の変形や椎間板の問題によって神経が圧迫されることが主な原因と考えられています。根本は皮膚の問題ではなく、神経の問題です。加齢に伴う脊椎の変化(椎間板変性症など)が背景にあることが多いです。
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ということのようです.相談する科としては,神経内科か整形外科でしょうか.
もし痒みのことを詳しく知りたいという方は,弊社サービス「ハッピーヘルス倶楽部」をご確認ください.


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