こんな方は低体温注意です
- happyhealthlab
- 3月11日
- 読了時間: 1分
少し気温も暖かくなってきましたが,少し前はかなり寒かったですね.
自分の前任地は長野県でしたので,真冬には-15℃になって極寒だったわけですが,それでも0℃前後になるとかなり寒いです.
一般の方が,普通の家屋で暖房をつけていれば低体温症になることは稀ですが,
必ずしも登山など特殊な状況だけで起こるわけではありません.
冬場に暖房のない部屋で寝てしまうと寒くて目が覚めることがあるかと思いますが,もしアルコールなどを飲んでぐっすりと眠ってしまったらどうでしょうか?簡単には起きないかもしれません.

また怪我をして動けない状況だと,目が覚めても体を温めることができずに体温が奪われてしまうこともあるでしょう.
実は,一部の病気は
・自律神経の問題やホルモンの病気のために体温調節がしにくい
・筋肉が少なくなって筋肉を震わせることができない
などの理由で体温を上げられない場合があります.こちらの文献では,
パーキンソン病(パーキンソン症候群)
脳血管障害(脳出血や脳梗塞)
低栄養
高齢者
あまり動かない
などがリスクと書かれています.リスクが高い人では,体温が下がりやすい行動は避けてもらう方がいいかもしれませんね.お酒はホドホドにしましょう.


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