自分にあったモチベーションの保ち方を
- happyhealthlab
- 2024年4月19日
- 読了時間: 3分
前回,習慣化するためにはモチベーションをうまく保つことが大切です,とお伝えしました.でも,モチベーションって自然に湧いてくるものじゃないの?と思われると思います.
今日の記事を読んでいただくと,自らモチベーションをコントロールすることができるかもしれません.
モチベーションには種類があって以下の3種類でした.
食欲型:『具体的な行動』を実施すること(したこと)に快感が発生する
嫌悪感型:『具体的な行動』や『理想とする状態』を達成する過程で発生する脅威や罰を避けられることで安心が発生する
自己主張型:現状から変化しないこと(維持すること)でリラクゼーションを得られる
難しい説明になりますので少し補足します.前2つが「何かを変化させるためのモチベーション」で,後1つが「何も変化させないためのモチベーション」です.運動や生活習慣を改善させたい場合は「変わりたいと思っている」わけですから「食欲型」と「嫌悪感型」をうまく利用することが大切となります.
おそらくこのモチベーションの種類は,人それぞれで得意なものと不得意なものとあると思います.食欲型が強く出やすい人もいれば,嫌悪感型が強く出やすい人もいると思います(もちろん自己主張型が強い人もいるでしょう.あまり変化を好まない人ですね).
たぶん,私は「食欲型」で,何か失敗を恐れて準備するよりも,楽しいと思うことはすぐにやりたくなってしまいます.みなさんはどうですか?
さて,ここからが重要です.食欲型のモチベーションはどういうことで刺激されやすくて,嫌悪感型のモチベーションはどういうことで刺激されやすいのかを知ってください.
結論から言うと
食欲型:自分が実施可能な具体的な行動と,それに伴って自分が得られる報酬の大きさ
嫌悪感型:理想とする状態を明確にイメージして,それを達成することで自分が得られる報酬の大きさ

食欲型の人は,自分自身の経験でもいいですし,他人からの情報(テレビショッピングや噂話など)から「私でもできそう.これやったら楽しそう!」という感情が刺激になります.楽しそうなことはすぐに実施できますが,楽しくなくなれば止めてしまいます(実行期から関心期に戻ってしまいます).

一方,嫌悪感型の人は,「理想的な状態になるために,本当にそれをやるべきだ」と覚悟が刺激となります.そのために準備期間が必要となりますが,一度動き出せば振り返ることなく進み続けられます.
まとめですが,
食欲型の人:自分でもできる!と思えるような情報を集めて,とにかく「具体的な行動」が楽しいと思い続けられるような工夫をしましょう
嫌悪感型の人:最終的に理想とする状態を明確にイメージして,それを達成することがとても重要であることを理解できるような情報を集めて,入念な準備を行ってから始めましょう
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