脱水に注意しましょう
- happyhealthlab
- 7月5日
- 読了時間: 2分
今年も夏がやってきますが,昨年「熱中症」についての注意喚起をさせていただきました.
事務所に行くときは歩いて行くこともあるのですが,30分も歩くと汗がとまらず体重も1kgほど減っていましたので,熱中症への対策も大切ですが,脱水症への対策も行ってください.

脱水症が起こると,体の中の水が足りなくなりますので,
汗が出にくくなって体温が上がりやすくなり熱中症になりやすくなる
重要な臓器に血液を送れなくなる
ことになります.
重要な臓器に血液を送れなくなると,意識が悪くなったりします.軽いと「立ち上がったときだけ意識が悪くなる(立ちくらみ)」ことになりますので,そういう症状がある場合は横になって休みながら水分補給をしっかり行ってください.
理想的には経口補水液というものになり,ナトリウムが比較的多く含まれている飲料水がよいでしょう.ですが,高齢者では飲みにくい場合もありますので,大量に飲むとかではなければ水やお茶でもよいと思います.
どれぐらい水分を飲めばいいのか?というところですが,
『尿が普段通り出るぐらい』
と理解しておきましょう.体に水が余っていれば,腎臓から余った水分を尿から出します.
体に水が余っていなければ,腎臓で尿が作られませんので,尿も出ないことになります.
もし脱水かなぁと思ったら,尿が出るまでは水分を摂ってもらってよいことになります.
もちろん,血圧が低くなっていることは注意が必要です.
そもそも高血圧症で血圧を下げる薬を飲んでいる方もいるかと思いますが,上の血圧(収縮期圧)が100を切ってくると注意が必要ですので,かかりつけ医に血圧の薬を止めるべきか相談をしましょう.自分で勝手に中止することは,あまりよいことではありませんので電話でもいいので確認をしてから中止をしてください.


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