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飽和脂肪酸多くないですか?

栄養疫学という分野について,「栄養データはこう読む!」女子栄養大学出版部からトピックを抜粋しながらお伝えします.


健康診断などでコレステロールが高いと言われている方もいらっしゃるかと思いますが,食事でコレステロール減らしたりしてますか?実は血液検査で測定されるコレステロールは,

  1. 食事から摂取:腸管から肝臓に直接移動

  2. 肝臓で産生:肝臓から末梢の動脈を経由

  3. 末梢で使用されずに肝臓に吸収される前:末梢から肝臓に戻る

の3つの部分があって,特に末梢の血管でコレステロールが悪さをしてしまうことが問題となりますので,実は2と3が重要になります.

つまり,食事でどれだけコレステロールを制限していたとしても,肝臓でコレステロールを作ってしまえば血液中のコレステロールは減りません.なんだか残念な話ですよね.


ですのでコレステロールが高い方は薬をうまく使うのがいいと個人的には思っていますが,最終的に心筋梗塞や脳梗塞を起こさなければよいと考えていただければ,

「飽和脂肪酸の過剰摂取が血清コレステロールを上昇させて,心筋梗塞の原因となる」

ということを証明した研究(Am J Epidemiol 1986;124:903-915.)から,飽和脂肪酸によるエネルギー摂取率を減らせばいいということになったようです.

フィンランドでは,

  • 牛乳→低脂肪乳

  • バター→マーガリン

に替えて,もちろんそれだけではないと思いますが,心筋梗塞が減ったという報告をしています.


飽和脂肪酸はどういう食材で,不飽和脂肪酸はどういう食材なんでしょうか?


<次回に続く>

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